PANewsは4月22日、コインテレグラフによると、ジブラルタルの最高裁判所が、Web3ゲームプラットフォームPLAYネットワークの関連会社2社間の法廷闘争に関係していた5億4200万枚のPLAYトークンに対する凍結命令を最近解除したと報じた。ジョン・レスタノ判事は4月17日の判決で、凍結を継続するとトークンの価値が損なわれる可能性があり、原告側の証拠は不十分であると判断した。流通供給量の約3分の2を占めるこれらのトークンは現在約260万ドルの価値があるが、12月の上場以来97%下落している。
米国の企業レディ・ゲームズは、ジブラルタルの子会社レディ・メーカーとそのCEOクリスティーナ・マセドが同社とトークン資産を違法に管理していると非難した。裁判官は、原告が提出した証拠には会社が行政解散中であったことの開示漏れなど、重大な欠落があったと指摘した。マセド氏は判決が「すべての関係者の疑問を解消する」と述べた一方、レディ・ゲームズの創業者デビッド・ベナハム氏は控訴したと述べ、子会社は自身が設立した「トークン発行ツール」に過ぎないと主張した。レディゲームズは2月の声明で、今回の訴訟は「ジブラルタル企業の支配権回復」を目的としていると述べた。