PANewsは3月14日、CoinDeskによると現物金が初めて1オンスあたり3,000ドルの水準を突破し、その後2,990ドルまで下落したと報じた。同様に、4月限の金先物も木曜日に3,000ドルを突破した。貴金属は今年これまでに15%以上上昇しているが、これは上場投資信託(ETF)への資金流入の急増、地政学的不確実性、トランプ前米大統領による関税協議が続く中での米国株に対する継続的な懸念などが要因となっている。一方、ポンド建ての金価格は史上最高値の2,363ポンドにはまだ達しておらず、その水準より約300ポンド低い水準にある。
ByTreeの創設者であり、BOLD ETF(ビットコインと金の両方を運用)のマネージャーであるチャーリー・モリス氏は、金ETFとビットコインETFの乖離を観察し、その傾向はすぐに逆転すると予測した。 「過去30日間で、金ETFには100億ドルの資金流入があったが、ビットコインETFには50億ドルの流出があった」とモリス氏は指摘。「遅かれ早かれ、これまでのように資金流入は再び逆転するだろう」