PANewsは5月10日、ブルームバーグによると、コインベースは過去にマイケル・セイラー氏が推進したビットコイン購入戦略の採用を検討したが、その計画はリスクが高すぎると判断したと報じた。 「過去12年間、資産の80%を仮想通貨、具体的にはビットコインに投資すべきかどうか迷った瞬間が確かにあった」とコインベースのブライアン・アームストロングCEOはXソーシャルネットワーク上のビデオメッセージで述べた。コインベースは最終的にこの戦略を採用しないことに決めた。スタートアップとしての同社の資金繰りに悪影響を与え、サンフランシスコを拠点とする同社を「破滅させる」可能性もあったからだ。それでも、同社の最新の株主向け書簡によると、コインベースは第1四半期に1億5,300万ドル相当の暗号通貨(主にビットコイン)を購入したという。書簡によれば、同社は投資としてビットコインを中心に13億ドル相当の仮想通貨を保有している。コインベースの最高財務責任者、アレシア・ハース氏は、同社は仮想通貨に投資する顧客と競合していると見られたくないと語った。