PANewsは4月18日、コインテレグラフによると、仮想通貨取引所eXchが5月1日に営業を停止すると発表したと報じた。同プラットフォームは、Bybit取引所から盗まれた資金の一部をロンダリングするために使用されたと以前にも報じられていた。 eXchは4月17日の発表で、北朝鮮のハッカー集団ラザルス・グループが同社のプラットフォームを通じてバイビットへの14億ドルのハッキングで得た約3500万ドルの資金をロンダリングしたとの疑惑を受けて、経営陣の過半数が「業務を停止し撤退する」ことを決議したと述べた。同取引所は、業務停止と刑事告訴の可能性も視野に入れた「大西洋横断協調法執行措置」の標的になったと発表した。 「我々はインフラをシャットダウンして運用を継続しようとする複数の試みに耐えてきたが、一部の人々が我々の目的を誤解したというだけの理由で信号諜報監視の標的となるような敵対的な環境で運用を続けることはもはや意味がないと判断した」とeXchは声明で述べた。同取引所は当初、ラザルス・グループのマネーロンダリングを支援したというブロックチェーン捜査官の申し立てを否定したが、2月のハッキングによる「資金のごく一部」を取り扱っていたことは認めた。