PANewsは4月29日、米司法省がセルシアス・ネットワークの元CEOアレックス・マシンスキー氏に対し、約70億ドルの顧客損失をもたらした詐欺を計画したとして懲役20年の刑を求刑したと報じた。判決は5月8日に言い渡される。

検察側は、被告の行為は過失ではなく「意図的かつ慎重に計画された」詐欺であると強調した。セルシアスは2021年に200億ドル以上の顧客資産を管理していたが、無担保融資とリスクの高い取引により2022年に破産し、約47億ドルの顧客資金が凍結された。