PANewsは4月29日、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏が、イーサリアム財団(EF)が2つの中核目標を設定していることを強調するメッセージを投稿したと報じた。1. イーサリアムの利用を増やすこと。 2. イーサリアムの分散化と柔軟性の強化。この点に関して、仮想通貨マイニング企業ライオット・プラットフォームズのリサーチ担当副社長ピエール・ロシャール氏は疑念を表明した。
ロシャール氏は、イーサリアム財団が提案した「イーサリアムの利用を増やす」と「イーサリアムの分散化と回復力を強化する」という2つの目標は、イーサリアムの利用はwBTCやUSDTを通じて達成できるため、ETHの価値を高めるのに役立たないと指摘した。彼はこれらの目標を、ある部分はありきたりの決まり文句であり、ある部分は形ばかりのものだと考えていた。代替案として、ロシャール氏は、イーサリアム財団がナスダック証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施し、転換社債を通じてETH財務戦略を実行すべきだと提案した。