PANewsは2月17日、ウー・シュオ氏によると、ストラテジー(旧マイクロストラテジー)の創業者マイケル・セイラー氏がメディアのインタビューで次のように語ったと報じた。「我々はビットコインの開発を続け、それを『デジタル・マンハッタン』、つまりデジタル資産とみなす。我々はビットコインの取得を続け、それを担保として他のビジネスを始める。ビットコインの価格が上昇するにつれ、我々は同様のことを続け、新たな機会を見出していくだろう。」
さらに、「マイクロストラテジーはビットコインの平均購入価格が15万ドルを超えるとリスクに直面する可能性がある」という見解について、マイケル・セイラー氏は、同社のビットコインの大半は株式を通じて取得されており、担保として保有するビットコインは負債の15倍に上るため、この見解に反対した。さらに、同社の負債はノンリコースで、返済期限は4年以上であるため、ビットコインが98%急落したとしても、同社は清算リスクに直面することはなく、永続的な資本を有している。
マイケル・セイラー氏はビットコインの価格サイクルには注目しておらず、ビットコインは今後21年間で年平均29%上昇すると考えていると述べ、このベンチマークによれば、2045年までにビットコイン1枚の価格は1,300万米ドルに達することになる。また、マイクロストラテジーは将来的にビットコインを貸し付けたり担保にしたりして利息を得ることはしないとし、ビットコイン規格を採用する企業が数社から数十社、数百社、最終的には数千社にまで拡大していくと予想していると述べた。
ビットコインネットワークの第2層が開発されるかどうかについて、マイケル・セイラー氏は、まずは自社が市場の発展を観察し、マイクロストラテジーはすでにビットコインの第3層で活動しているとみなせると考えていると述べた。同氏は「将来的にはライトニングのような第2層のソリューションが成功するかもしれないが、本当の1000億ドルのチャンスは第3層にあると思う」と述べた。他の仮想通貨に関する自身の見解について、マイケル・セイラー氏は「なぜ2番目に良いものを保有するのか?必要なのは最高のものだけであり、ビットコインが最高だ」と述べた。
マイケル・セイラー氏は、個人的に保有している仮想通貨の量について、「他の仮想通貨は保有していません。約4年前、17,732ビットコインを保有していると公表しましたが、当時の購入価格は1ビットコインあたり1万ドル弱でした。それ以来、さらにビットコインを購入しましたが、売却したことはありません。そのため、当時よりもビットコインの保有量は増えていますが、どれだけ増えたかは公表していません。」と述べている。