PANewsは5月15日、The Blockによると、米国下院の民主党議員らが財務省に対し、トランプ一族の暗号プロジェクトであるワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLF)とそれに関連するミームコインの疑わしい金融活動に関する報告書を提出するよう正式に要請したと報じた。調査の焦点は、トロン創設者ジャスティン・サン氏のWLFへの7,500万ドルの投資とSECの訴訟停止との相関関係、バイナンスの20億ドルの取引におけるWLFのステーブルコインUSD1の使用のコンプライアンス、トランプ・ミーム・コイン保有者が大統領晩餐会に招待されたことによる潜在的な利益移転問題などである。この捜査には、マスク氏が支援する政治活動委員会と共和党の資金調達プラットフォーム「WinRed」も関与している。

民主党のリッチー・トレス下院議員は先週、大統領と議員がミームコインから利益を得ることを禁止する法案を提出した。エリザベス・ウォーレン上院議員らはトランプ大統領とバイナンスの関係を調査するよう求めている。これに対し財務省はまだ反応を示していない。