PAニュースは4月9日、金石氏によると、外国為替調査会社スペクトラ・マーケッツのブレント・ドネリー社長は、トランプ大統領の関税政策が株価の大幅な下落を引き起こしたが、経済への影響はさらに悪化するだろうと述べたと報じた。同氏は、トレーダーらは迫りくるサプライチェーンの混乱、雇用凍結、コスト上昇をまだ価格に織り込んでいないと警告した。ドネリー氏は、ホワイトハウスが貿易相手国と迅速に合意できるとの期待は見当違いかもしれないと付け加えた。同氏は、当時トランプ大統領が監督し推進していた米国・メキシコ・カナダ貿易協定の交渉が1年以上続いたと指摘した。ドネリー氏は「不確実性は続くだろうし、遅れがあるのは事実だ」と述べ、経済予測者にとって今後数カ月の見通しを予測することが難しくなっているとした。