コインテレグラフによると、PANewsは2月13日に、トランプ大統領がビットフューリーの元最高法務責任者ジョナサン・グールド氏を、国家銀行システムの監督を担当する米国通貨監督庁(OCC)の長官に指名したと報じた。指名は2月11日に上院に提出され、任期は5年となっている。
グールド氏はトランプ大統領の最初の任期(2018~2021年)中にOCCの主任法律顧問を務め、ブラックロックでも勤務していた。彼は仮想通貨業界に対して前向きな姿勢を示しており、バイデン政権の銀行規制措置が銀行と仮想通貨業界の協力を制限する可能性があるとして批判している。
業界関係者は、グールド氏が就任後、仮想通貨企業の銀行サービスへのアクセス改善を推進し、「チョークポイント2.0」政策に反対する可能性があると考えている。さらに、トランプ政権はOCCと連邦預金保険公社(FDIC)の規制機能を統合することを検討しており、これが金融規制の状況にさらなる影響を及ぼす可能性がある。