PANewsは2月10日、Cointelegraphによると、サイバーセキュリティの専門家が、一部の暗号通貨データ集約プラットフォームが、いわゆる中央アフリカ共和国ミームコインCARをリストする際にユーザーをフィッシングサイトに誘導していたことが判明したと述べたと報じた。中央アフリカ共和国のファスティン=アルシャンジュ・トゥアデラ大統領の公式Xアカウントが、政府が「国民を団結させ」「国家の発展を支援する」ために実験的なトークンを立ち上げたと主張したことで、このミームコインは世界的な注目を集めた。本稿執筆時点では、プロジェクトの X アカウントは停止されており、ウェブサイトは閉鎖されています。

Scam Snifferの創設者「Fun」氏は、Coingeckoなどの大手データプロバイダーからリンクされたTelegramグループに悪意のあるリンクが含まれていることが判明したと述べた。 Scam Sniffer から通知を受けた後、Coingecko はすぐに Telegram への言及を削除しました。 Telegram ページには偽の「Safeguard」ボットが含まれていましたが、Scam Sniffer はこれをフィッシング ツールであると特定しました。いくつかのアナウンス、リンク、そして謎めいたメッセージを除けば、Telegram グループはほとんど活動していません。 Coingecko に加えて、他のいくつかのアグリゲータでも悪意のあるリンクが見つかりました。 SlowMistの創設者「Cos」は、取引プラットフォームGMGNAI上で疑わしいリンクを発見しました。このリンクは、ユーザーを公式サイトに誘導する代わりに、ビデオストリーミングプラットフォームKickで行われているとされるライブ放送を含むLinktreeページにつながっていました。しかし、Cos によれば、Kick リンクはユーザーを偽の CAPTCHA ページに誘導し、ユーザーがそのページにアクセスすると悪意のあるコードが実行されるとのことです。同じ Linktree URL が Telegram グループでも宣伝されました。

中央アフリカ共和国のミームコインの正当性に対する疑念が高まる中、コインテレグラフの報道によると、中央アフリカ共和国のトゥアデラ大統領によるこのトークンを宣伝するアカウントはAIが生成したディープフェイクであるようだという。